半井重幸さん(ダンサー名「Shigekix」)は、2024年パリオリンピックの新種目「ブレイキン」の日本代表選手です。
父と母、そして4歳年上の姉との4人家族。
世界で大活躍する裏には、ともに練習に励み、切磋琢磨し合った姉と家族の支えがありました。
また、そんな姉弟を育てた両親の教育方針がスゴイんです!
そこで今回は、半井重行さんの姉や父母と、両親の教育方針について調査しました。
ぜひ、最後までお付き合いください。
半井重幸、ダンサー名「Shigekix」
半井重幸さんの経歴などを軽く紹介します。
- 名前:半井重幸(なからい しげゆき)
- ダンサー名:Shigekix
- 生年月日:2002年3月11日
- 年齢:22歳(2024年5月現在)
- 出身地:大阪府大阪狭山市
- 身長:166cm
- 姉・彩弥さんの影響で7歳からブレイキンを始める。
- 2014年、11歳でブレイキンの世界選手権「Chelles Battle Pro」のBaby Battle 1on1にて優勝する。
- 2015年・2016年と世界各地で行われるブレイキンのキッズソロ部門のタイトルを”総なめ”する。
- 2016年には一般部門でも優勝を重ねた。
- 2017年、15歳でブレイキンの最高峰「Red Bull BC One World Final」に史上最年少出場を果たす。
- 2018年にはブエノスアイレスユースオリンピックに出場するも、準決勝でロシアのダンサー「Sergei Chernyshev」に敗北。3位決定戦で勝利し銅メダルを獲得。
- 2020年、「Red Bull BC One World Final」に出場すると、史上最年少優勝の快挙を果たす。(当時18歳)
- 2023年まで、JDSF日本ブレイキン選手権を3連覇中。
半井重幸の姉は「ブレイクダンサーAYANE」こと半井彩弥
半井重幸さんのお姉さん、半井彩弥さんは重幸さんと同じくブレイクダンサーとして活躍中です。
半井彩弥プロフィール&経歴
- 名前:半井彩弥(なからい あやね)
- ダンサー名:AYANE
- 生年月日:1997年11月26日
- 出身地:大阪府大阪狭山市
- 年齢:26歳(2024年5月現在)
- 身長:153cm
- 最終学歴:関西外国語大学外国語学部英米語学科
- 6歳からダンスを始め、10歳でブレイキンと出会います。
- 2019年、大学4年生の時に世界ダンススポーツ連盟(WDSF)の世界ブレイキン選手権に日本代表で出場。
6位の成績で悔しい思いをしたようです。
- 2020年、世界最高峰のブレイキンバトル「Red Bull BC One World Final 2020」に出場。
4位の成績に終わるも、終始楽しく踊れたとコメントを残していました。
- 2021年には、「RedBull BC ONE CYPHER JAPAN」で優勝に輝きます。
- その後に開催された、「RedBull BC ONE Last Chance Cypher」ではTOP4には残れず、Final進出はできませんでした。
- 2023年、「WDSF Breaking for Gold World Series in 香港」では銅メダルを獲得。
- 2024年2月、第5回全日本ブレイキン選手権で準優勝。
この結果、パリオリンピックへの出場は逃したものの、ブレイキンを盛り上げるために全力を尽くすと語っています。
半井重幸と彩弥は仲良し姉弟
半井重幸さんと彩弥さんはとても仲が良くSNSにはよく二人で写る姿が投稿されています。
重幸さんは小学校2年生の頃、姉の影響を受けてブレイクダンスを始めたそうです。
毎日のように姉弟で「ポンテ広場(大阪ブレイクダンスの聖地)」に出向いては練習を重ねました。
時に競い合い、励ましあい、支え合ってともにダンスの腕を磨いたそうです。
お互い高め合って、尊敬し合う関係性にあると思います。
GROWING
姉がいなければ、間違いなく今の自分はないので、すごく感謝しています。
このように重幸さんは語っています。
今では切磋琢磨するブレイクダンス仲間であり、尊敬しあえるかけがえのない家族でもあるようです。
半井重幸を支えた父母
半井重幸さんを支え続けた父母とは、どのような人なのでしょうか?
順に見ていきましょう。
半井重幸の父親はどんな人?
半井重幸の父親は重弥(しげや)さんという名前です。
姉・彩弥さんの「X 」には娘の自動車運転免許取得の練習に付き合う姿が投稿されていました。
また、午後9時から始まるポンテ広場でのブレイクダンスの練習には、二人を心配して迎えに来てくれていたようです。
子ども達の成長を見守り支える、優しいお父さんが想像できますね。
半井重幸の母親はどんな人?
半井重幸の母親は路美(るみ)さんという名前です。
重幸さんは母親のことをこのように言っています。
母は10代の頃から自分で貯金をして海外に出掛けていたアクティブな人で、小さい頃から何をするにも世界を見てほしいと言われていました。
GROWING
世界はもっと広いんだから、物事を見る時はその地域レベル、国レベルでは捉えないようにって。
小さく収まらず、大きな視野を持った人に育って欲しい!
そんな親心が感じられるエピソードですね。
父母の教育方針がスゴイ!
半井重幸さんのご両親は教育熱心であると共に、二人の子どもの「好き」を尊重してくれる。
そんな親だったようです。
毎日の練習の送り迎えや、大会出場時の付き添いなど。
二人のブレイキンの活動を全面的にサポートしました。
また、教育にもかなり熱心なご両親だったようで、宿題が終わらないと練習には行かせないはもちろんで、ブレイキンの練習以外の時間は習い事に毎日通っていたようです。
特に「英会話には幼稚園から中学校3年生まで通った」と重幸さんはインタビューで答えていました。
当時は、ブレイキンのために勉強するという生活を続けていたようです。
『僕はいつ寝る時間があるんだ?』と思いながら、ダンスをするために毎日必死でした(笑)。
GROWING
ただ、今はかえって有難く思っています。
半井重幸さんはこのように答えていました。
子供ながらに苦労したようですが、好きなことのために頑張れた!
そんな自分たちを支えてくれた両親には感謝の気持ちでいっぱいのようです。
世界で活躍する子供を育てたご両親の「好き」を尊重する教育方針。
「好き」であるために「好き以外も気を抜くな!」という教育だったのかもしれないですね。
半井重幸の家族調査、まとめ
今回は、パリオリンピック競技種目の「ブレイキン」、日本代表である半井重行さんの家族について調査しました。
大阪狭山市で生まれ育った重行少年は、姉・の影響を受け、7歳でブレイキンにハマリます。
ライバルであり、尊敬し合える姉「彩弥」さんととも練習に励む日々を送ります。
そんな姉弟を陰から支え続けた両親。
「広い視野を持てるように」と教育には厳しかった半面、子供たちの「好き」という気持ちを尊重。
ブレイキンの練習が終わる深夜にもかかわらず送り迎えを続け、重幸さんたちを支えたといいます。
半井重幸さんが世界で大活躍する裏には家族の支えがあった。
このことは間違いないようですね。
2024年パリオリンピック、新種目のブレイキン。
半井重行さんの活躍に期待ですね!
\\福島あゆみの姉(レジェンドダンサーでオリンピックコーチ)はこちら//