9月27日、シンガーソングライター「さユり」さんの訃報が流れ、ファンは悲しみに暮れています。
そこで、今回はさユりさんの音楽の活動歴や代表曲を調査。
音楽スタイルや世界観はどのようなものだったのか?も調べました。
ぜひ、最後までお付き合いください。
さユりが28歳の若さで死去
2024年9月27日、シンガーソングライターの「さユり」さんが20日に亡くなっていたことを、夫「アマアラシ」さんが報告。
SNSではファンが悲しみの声を投稿しています。
活動休止中だった
さユりさんは7月25日のXで機能性発声障害であることを告白。
未期限での活動休止を発表していました。
少し前から発声時に違和感があり、思うように声を出すことが出来なくなっていました。
病院にかかったところ『機能性発声障害』と診断されました。
声が震えたり裏返ったり掠れたり筋肉が意思と反した動きをしてしまい、歌うことが難しい状況が続いています。
治すためにリハビリに専念する時間が必要で、しばらく歌唱活動をお休みすることにしました。
公表すれば心配をかけてしまうとためらう気持ちがあったのですが、 いつも応援してくださっているみんなには正直に伝えてその上で治るまで、今自分にできる活動を共有していきたいと思ったのでこうして話させてもらっています。
歌えないことがすっごく悔しいです。
声を使って表現して世の中と関わり合ってきたのに、それが出来なくて色んな物事や景色から自分がプツンと切り離されたみたいで、でももどかしさと同じ分治す為に前向きです。
今は言語聴覚士さんやボイストレーナーさんの力を借りながらリハビリに努めています。
歌う活動が出来るようになるまで時間がかかってしまうと思うけれど、待っていてほしいです。
酸欠少女 さユり(「X」より引用)
訃報を受けたファンの反応は?
毎年、さユりさんの誕生日には「おめでとう!」という祝福の言葉を送るファンも多く愛されていました。
SNSでは、訃報を知ったファンの悲しみの投稿で溢れています。
さユりのwikiプロフィール
さユりさんのプロフィールについて紹介します。
- 名前:さゆり(苗字は非公開)
- 生年月日:1996年6月7日
- 年齢:28歳
- 出身地:福岡県福岡市東区西戸崎
- 職業:シンガーソングライター
- ジャンル:J-POP、アニメソング、ロック
- 活動期間:2010年~2024年
- 事務所:アントニー・エンターテインメント
さユりの音楽活動歴
さユりさんは2015年に「ミカヅキ」でメジャーデビューを果たしました。
この楽曲は、フジテレビのノイタミナ枠で放送されたアニメ『乱歩奇譚 Game of Laplace』のエンディングテーマとして起用。
その独特な世界観と歌声が多くの視聴者の心を捉え、デビュー作から一躍注目を集めます。
音楽活動のルーツは路上ライブ
そんなさユりの音楽活動は、地元福岡での路上ライブから始まりました。
2013年に上京し、本格的な音楽活動を開始。彼女のライブは、アコースティックギターをかき鳴らしながら歌うスタイルで、観客を魅了します。
当時からさユりさんのライブパフォーマンスは、聴く者の心に深く響き、その音楽の魅力をさらに引き立てています。
グランプリを受賞
さユりさんは2012年、「The 5th Music Revolution」のJAPAN FINALEでグランプリを受賞。
この受賞で、彼女の音楽的才能が広く認められ、彼女のキャリアにおける重要なマイルストーンとなりました。
2016年、さユりさんは「それは小さな光のような」をリリースしました。
この楽曲は、アニメ『僕だけがいない街』のエンディングテーマとして採用。
さユりさんの音楽がアニメファンの間でも広く知られるきっかけとなりました。
- 2017年5月、自身初のオリジナルアルバム「ミカヅキの航海」をリリース。
オリコンデイリーアルバムランキングで1位を獲得します。
- 2018年2月、6thシングル「月と花束」をリリース。
テレビアニメ「Fate/EXTRA Last Encore」エンディングテーマに起用されました。
- 2019年11月、7thシングル『航海の唄』をリリース。
テレビアニメ「僕のヒーローアカデミア」第4期のエンディングテーマに起用されます。
- 2020年5月、新曲「葵橋」が放送中のTVアニメ「イエスタデイをうたって」の主題歌に採用されたことを発表。
この楽曲は、5月22日からデジタルリリースされました。
- 2022年7月3日、TVアニメ「リコリス・リコイル」のエンディングテーマ「花の塔」の配信を開始。
- 同年8月、2ndアルバム『酸欠少女』をリリースしました。
さユりの代表曲
さユりさんの代表曲を見ていきましょう。
ミカヅキ
2015年にリシースしたデビューシングル「ミカヅキ」は、アニメ『乱歩奇譚 Game of Laplace』のエンディングテーマに起用されました。
この楽曲は、さユりさんの独特な世界観と繊細な歌声がアニメのミステリアスな雰囲気と見事に調和。
多くのリスナーの心を捉えました。
デビュー作ながら、その深い感情表現と美しいメロディーが高く評価され、さユりの名を広く知らしめるきっかけとなった楽曲です。
フラレガイガール
「フラレガイガール」は、RADWIMPSの野田洋次郎が楽曲提供、プロデュースしたシングルです。
この曲は、失恋の痛みとそれに伴う感情の揺れを鋭く描写。
さユりさんの歌声がその切なさを一層引き立てています。
子の楽曲は、野田洋次郎の独特な音楽センスとさユりの感受性豊かな表現が融合し、リスナーに深い共感を呼び起こしました。
平行線
「平行線」は、アニメ「クズの本懐」のエンディングテーマとしてリリース。
愛と欲望の狭間で揺れる若者たちの心情を巧みに表現。
さユりさんの透き通った歌声と、切ないメロディーが相まって、聴く者に深い感動を与えます。
この曲は、夢を追い求める若者たちの冒険心と不安を描き出しています。
さユりさんの力強い歌声が、聴く者に勇気と希望を与え、彼女の音楽が持つメッセージ性の強さを再確認させる一曲となりました。
さユりの音楽スタイルと特徴を調査
さユりさんの音楽スタイルは、アコースティックギターを基盤とした弾き語りに特徴があります。
その楽曲は、ギターのシンプルな音色と共に、彼女自身の感情を直接的に伝える力強さを持っています。
このスタイルは、さユりさんの音楽の核となる部分であり、聴く人の内面を深く感じさせるものです。
また、その歌声は自然と震えるような特徴を持っていて、聴く人の心を深く揺さぶります。
歌詞は影のあるテーマを多く扱い、現代の若者が抱える孤独や葛藤をリアルに描写。
さユりの世界観とは
さユりさんは「酸欠少女」というキャッチフレーズで知られ、その独特な世界観が多くのファンを魅了しています。
息苦しさや孤独感をテーマにしつつも、希望を見出す力強さを持っています。
このキャッチフレーズは、彼女の歌声や楽曲の中に潜む深い感情を象徴しているといえます。
また、さユりさんは「2.5次元パラレルシンガーソングライター」として、2次元と3次元を行き来する独自の活動を展開しています。
さユりさんのライブやSNSでの表現は、現実と仮想の境界を曖昧にし、ファンに新しい体験を提供。
音楽にさらなる深みを与えています。
また、自分らしく生きることや居場所を探す心情を深く掘り下げた「歌詞」は、聴く人に自己反省を促し、共感を呼び起こします。
これにより、さユりさんの楽曲は多くの若者にとって心の支えとなっています。
さらに、音楽活動にとどまらず、アートワークやビジュアル表現にも力を注いでいます。
ミュージックビデオやアルバムのジャケットは、音楽と同様に独特の世界観を持ち、視覚的にもファンを魅了。
最後に
今回は、さユりさんの音楽活動歴を調査しました。
彼女の楽曲は多くの若者の心に突き刺さり、共感を生みました。
今回の訃報を受けて、ネットを中心として悲しみの声があふれています。
ただ、さユりさんの楽曲はこれからも多くの人々の中に生き、メッセージを発信し続けるでしょう。
ご冥福をお祈りいたします。