松本竜也さんは、元読売巨人選手でドラフト1位で入団した経歴の持ち主です。
プロ野球選手時代は一軍で活躍できず、ケガに苦しみました。
最後は問題になった野球賭博の渦中の人物になり、短かった野球生活を引退するという過去を持っています。
そこで今回は、松本竜也さんのドラフトから引退までを調査しました。
ぜひ、最後までお付き合いください。
松本竜也は読売巨人のドラフト1位指名投手だった!
松本竜也さんは、元読売巨人軍の選手でドラフト1位で入団した過去を持っています。
読売巨人入団当時
2011年10月27日に行われたプロ野球ドラフト会議の1位指名で読売巨人と横浜ベイスターズで競合、抽選の結果巨人が松本竜也さんとの交渉権を獲得しています。
11月13日には契約金7000万円、年俸720万円で仮契約。
11月23日に入団発表が行われ、その時に背番号が41番に決まっています。
なお当時の記録によると、松本さんは身長193cm。
日本プロ野球界で日本人歴代最高身長左腕投手で活躍が期待され、華々しく入団されていました。
読売巨人入団後
期待され入団した松本さんでしたが、2012年から2015年までの巨人在籍期間中、一軍公式戦での出場はありませんでした。
2013年3月には胸から鎖骨にかけての違和感を訴え、検査の結果右側第1肋骨の疲労骨折が判明。
その後、打撃投手ができるまでに回復したものの、痛みが再発。
同年7月10日、肋骨の切除手術を受けています。
2014年には、2軍の開幕戦で先発登板するも16試合に登板。
3勝10敗の成績に終わっています。
松本竜也と野球賭博問題
2015年10月21日、読売巨人が所属選手の中に野球賭博に関与した疑いのある者がいると発表。
次第にプロ野球界の闇として大きな問題となっていきます。
ことの発端は、同年9月30日に福田聡士投手のもとに数百万円もの借金を取り立てに来た知人と名乗る男性に球団職員が対応したことでした。
後に福田投手に対し球団は事情徴収を行い野球賭博を行っていた事実が判明。
読売巨人は事の重要性に告発相当と判断。
関係者のヒアリングや携帯電話の検査・解析により福田投手、笠原将生投手、松本竜也投手の3人が野球賭博にかかわっていたと判断しました。
そして、11月9日に関わった3名に対し選手契約を解除すると発表するに至ります。
翌11月10日、コミッショナーはこの3選手に対し無期失格と制裁金1000万円を科す裁定を下しています。
このことで松本竜也さんは、「処分が解除されない限りプロ野球界においての活動が一切できない」という追放処分を受けたことになりました。
松本竜也のプロ野球生活、最後に
今回は松本竜也さんのプロ野球生活を調査しました。
プロ野球を引退した松本竜也さん。
長い人生の1ページとして経験した苦い選手生活をバネにして活躍してほしいと願います。