本屋ってこれからどうなるの?本屋の過去・現在・未来

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本屋の棚

本屋が減っている!と思ったことはないでしょうか?

街中の棚から現物の本を手に取って購入する形の本屋って減ったよなぁ…。
と薄々感じていたのですが、先日行きつけの本屋が閉店して実感に変わりました。

Amazonが日本に進出したのは2000年代の前半でした。

当時は、「本をネットで購入するなんてありえない!」という人が多かったんじゃないでしょうか?

私もそうでした。

内容が分からず購入することはできない!と思っていましたが、今は違います。

本はAmazonで買う。
が、当たり前の世の中になっています。

そんな本屋の歴史や現在と未来を調査しました。

目次

京都から始まる本屋の歴史

江戸の本
画像引用:成城大学 スタディサーチ

時代は寛永(1624~1644)から元禄(1688~1704)にかけて京都で出版業が盛んになりました。

盛んと言っても、当時は木版印刷(木の板に文章や絵を掘って版を作る凸版印刷)などの手工業的な印刷形態で、少数生産が基本でした。

当時の本屋は出版から印刷、販売。
すべての工程を兼ねていました。

また、自店の出版物だけでなく他店の出版物の取次も行い、古本も扱っていました。

メーカー兼、卸売り兼、小売り販売店って感じですね。

やがて大阪や江戸に広まり、出版の中心は江戸へと移ります

それまでの教養の本から江戸で娯楽としての本が登場し、庶民の間に広がって本の文化が根付いていきました。

出版数の増加に伴って、書店も数を増やしていきました。

書店数が激増した明治末期から昭和初期!

明治(1868~1912)に入り木版印刷から活版印刷へと印刷技術の向上により出版数も飛躍的に増加、書店数も伴って増加していきます。

さらに明治42年には、雑誌を「買切制」から「委託制」(決めた期限を過ぎれば書店が取次に書籍を返品できるシステム)にしたことで書店が激増。

返品できるシステムにすることで、新しく書店を開業することのリスクを下げることができます。

明治末期は3千店ほどだった本屋が、昭和初期には1万店を超えるほどになります。

のちに書籍全般が「委託制」になり、書店はますます数を増やしました。

減少が止まらない本屋!未来はあるのか?

超ダ・ヴィンチストア
KADOKAWA出展の『超ダ・ヴィンチストア』 inニコニコ超会議2023

2000年頃をピークに書店は右肩下がりで店舗数を減らしていきます。

ネット物販時代の到来です。

2022年には全国に1万店余りで、10年間で3割減少しました。

インターネットの普及で簡単に本が手に届くようになり、また電子書籍の台頭により本屋に行かずとも誰でも簡単に本を入手、本を読むことができるようになりました。

本屋はこれからも数を減らしていくと予想されています。

そんな数を減らす本屋、その中で生き残りをかけて変化する本屋が出てきています。

  • カフェを併設して、本だけでなくコーヒーやギャラリーでアートも楽しめる本屋。
  • 音楽と食事を楽しみながら、オシャレな雑誌や洋書なんかも読める本屋。
  • ベッドとシャワーが完備され、宿泊できる本屋。

など、本屋以外の施設が融合した新たな業態の本屋です。

また、出版社のKADOKAWAは幕張メッセで開催された「ニコニコ超会議2023」で「超ダ・ヴィンチストア」というユーザーがいつでもどこでも欲しい本を購入できる新しい書店をコンセプトに、メタバースやAI、アバターなどDXを推進させた本屋を出展。

アバター書店員と話をしながら、セルフレジで購入もできるという「未来の本屋」をリアルに体験できるブースで、こちらにもカフェが併設されてました。

本屋だけでなく出版社も「未来の本屋」の形を模索して新しいアイデアを生み出しています。

今回の調査で思ったこと

趣味や調べ事、新たな知識を求めるために本を購入して読む。

この情報の入手方法である本を読む、ということはこれからも変わらないでしょう。

ただ、本の入手方法が変わりました。

今では足を本屋に運ぶことなく本が買え、手元に届く。

また、かさばる本はタブレットなどの携帯端末に収まり、そして欲しい情報もネットやSNSなどから得られるようになりました。

そのような、従来型の実物本を並べて売る本屋との差別化がこれからの本屋には求めらるようになるでしょう。

例えば・・・
  • 事例でも出たカフェや宿泊施設を併設した新たなサービスと融合した本屋。
  • 地元の作家さんのサイン会や座談会を行い地域のコミュニケーションの場になる本屋。
  • タブレット端末が置いてあり、コーヒーや食事などを楽しみながら端末で立ち読み、気に入れば購入し会計時に実物本を購入。

なんて本屋があってもいいかなと思いました。

これからは皆さんのアイデアが未来の本屋を変えていくかもしれません。

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